アキレス腱炎

アキレス腱炎

怪我には捻挫や打撲などで起こる「外傷」と、身体の使い方で起こる「障害」に分けられます。アキレス腱は障害に分類されます。「外傷」は時間の経過とともに自然治癒能力が働き改善されていきます。「障害」は身体の使い方やフォームなどの原因を改善しない限り治りません。単に障害の原因と言っても、同じ障害でも原因は全員違います。みなさん一人ひとり顔が違うように「骨盤」「足の形」が違い「姿勢」「フォーム」は違います。ですので一人ひとり丁寧な評価・検査が必要になります。

群馬県前橋市のひかり接骨院ではしっかりとした医学に基づく評価・検査を得意とし、「自分の身体は自分で治す!」をモットーにしています。患者さん自身が、自分の身体や癖を知ることが障害改善の第一歩と強く考えます。一緒に良くしていきましょう。

アキレス腱の構造

アキレス腱の構造を超音波観察器でモニタリングしてみると、アキレス腱の繊維の構造はねじれ構造となっていることがわかりました。このアキレス腱の繊維の構造を利用して治療にを行います。

また、アキレス腱は450kgの力に耐えられると文献に書かれています。スポーツ選手の足底筋でさえ体重の3.5倍と言われますので、十分な強度があると言われています。(加齢とともに水分が減少してくると、アキレス腱断裂が起きやすくなると言われています。)

アキレス腱にかかるストレス

走り方によりアキレス腱にかかるストレスが変わります。なるべくアキレス腱にかかるストレスを軽減する動作を習得することがアキレス腱の痛みの改善に良いと考えます。

アキレス腱のエコー画像

アキレス腱のエコー画像も確認していきます。

 ひかり接骨院が考えるアキレス腱の治療

足関節につく、多関節筋と言って、関節をまたまたぐ長い筋肉にも注目しています。このことに注目すると、①前足部の影響 ②膝からの影響を考えられるためです。

Ex)腓腹筋

  • 膝の伸展制動を代償
  • 足背屈制動を代償
  • 足趾で前足部のstabilityを代償
  • 膝を過屈曲してつま先で踏ん張る構え

などは、アキレス腱の治療に役立てることが出来ると考えます。

また、歩行分析はアキレス腱治療に対して必ず行うべきと考えます。

これは注意!

朝の強い張りがある場合は注意が必要です。アキレス腱断裂にもつながりかねないためです。

こういう場合は荷重のかかる練習量を減らして、メカニカルストレスを減少さるトレーニングを行うべきです。ひかり接骨院では、完全休養は考えず、出来る運動は行うようにアドバイス、指導させていただいています。

私が経験したアキレス腱断裂の患者さん

アキレス腱炎の治療評価

20代・女性・バスケットボール

アキレス腱の痛みの治療評価になります。

骨盤の動きや膝の位置、足の位置、歩行では足の接地などいろいろな特徴があります。その動きを改善して、アキレス腱痛みの根本治療を行います。 治療は下腿部へのアプローチ、おなかの奥の筋肉の調整、お尻の調整、骨盤の調整を行いました。 群馬県前橋市のひかり接骨院では、歩行の評価もしっかり行い痛みが再発しないよう治療に当たります。 ぜひ歩行に変化を与えてアキレス腱の痛みを良くしていきましょう!

ランニングフォームのチェック

前橋のひかり接骨院では必要な場合、ランニングフォームのチェックも行います。まずは自分の動きを知ることが大切と考えます。

ランニングの接地

 アキレス腱の発生学

「アキレス腱」は人間にはありますが、チンパンジーにはないのです。これは生活様式により決められていると考えられてますが、ひかり接骨院ではその違いも治療に考慮しています。また人間にありチンパンジーにないものは「項靱帯」「殿筋」などがあげられます。 走るのに適しているのか?歩くのに適しているのか?の違いになってくると思います。 またサルと人間の足の違いもあるんです。発生学はとてもおもしろいですし、治療につながると考えています。