1年続いた足裏の痛み(足底筋膜炎)
3ヶ月走れなかった女子陸上部員が
1週間で「めちゃ良くなりました」
こんにちは!前橋市のひかり接骨院、院長の千木良です。
今回は、陸上部で800m・1500mを走る女子高校生の症例をご紹介します。
1年以上続いた足の裏の痛み。ほかの接骨院や整形外科にも通ったものの痛みが引かず、ついに3ヶ月まったく走れない状態に。しかも大会まで残り1ヶ月半。
そんな状況から、1週間後に本人から届いたLINEがこちらです。
― 本人から届いたLINE(来院から約1週間後・ご本人の了承を得て掲載)
足の裏が痛いのに、なぜ足以外を見たのか。何をしたのか。順番にお話しします。
患者さんのプロフィール
| 年齢・地域 | 18歳・女性・高校生(前橋市) |
|---|---|
| 競技 | 陸上部 中距離(800m・1500m) |
| 症状 | 足の裏の痛み(足底筋膜炎) |
| 痛みの期間 | 去年の6月から1年以上 |
| これまでの経過 | 接骨院2ヶ所でテーピング、整形外科でも治療を受けたが痛みが取れず |
| 来院時の状況 | 3ヶ月走れていない/大会まで1ヶ月半 |
来院時の痛み
こんなときに足の裏が痛む状態でした
- 朝起きて一歩目
- 走る前
- 走っている最中(特に強い)
- 走ったあと
- 30分歩いただけでも痛む
本人は原因について「靴が合っていないのかも」「ふくらはぎが硬いからかな」と考えていました。どちらも足底筋膜炎ではよく聞く話ですし、間違いではありません。
ただ、それだけで1年以上続くかというと・・・自分はそこに引っかかりました。
まずは体全体をチェック
痛い場所だけを見るのではなく、まず体の状態を一通り確認しました。
- 関節の可動域(どこまで動くか)
- 筋力
- 体重・体脂肪
- しゃがむ・片脚で立つなどの基本動作
その結果、見えてきたのがこの3つです。
① しゃがみ込みができない
かかとをつけたまま深くしゃがめない状態でした。足首・股関節がうまく使えておらず、着地の衝撃を足の裏で受け止めすぎている可能性があります。
② 腹筋が弱い
体幹が安定しないと、走るたびに体がブレて、そのしわ寄せが足元にきます。中距離はスピードもあるので、なおさらです。
③ 股関節の内旋(内側にひねる動き)が硬い
股関節が内側に回りにくいと、着地のときに足の裏のアーチがうまく衝撃を吸収できず、足底筋膜に負担が集中しやすくなります。
痛いのは足の裏。でも、負担を生み出しているのは足の裏だけではない。
これが今回の一番のポイントでした。
ひかり接骨院で行ったこと
✓ 体の状態に合わせたエクササイズを処方
しゃがみ込み・腹筋・股関節の内旋という、チェックで見つかった弱点に対応したエクササイズを、自宅でできる形でお伝えしました。
✓ 足底筋膜炎に合わせたテーピング
足の裏への負担を減らすテーピングを、しっかり行いました。
✓ タンパク質を1日75gとる
体は食べたもので作られます。毎日走る高校生は、思っている以上に材料が足りていないことが多いです。傷んだ組織を回復させるための食事も、施術の一部として考えています。
1週間後の変化
| 来院時 | 約1週間後 | |
|---|---|---|
| 30分歩いたあと | 痛みが出る | ほぼ痛みが出ない |
| 足の裏を押すと | 痛い | 少し違和感がある程度 |
| 本人の感想 | 走れない・焦り | 「めちゃ良くなりました」「順調です」 |
1年以上の痛みが、1週間でここまで変わってくれました。正直、自分もうれしかったです!
ただ、ここで焦ってガンガン走り出すとぶり返すこともあります。なので本人には「今は焦らず継続してください」と伝え、大会に向けて段階的に走る量を戻している最中です。
院長のひとこと
自分もマラソンを走るので、「走りたいのに走れない」つらさはよく分かります。しかも大会前。高校生の1年は大人の1年とは重みが違いますからね・・・。
足底筋膜炎は「足の裏の病気」と思われがちですが、実際は足の裏が頑張りすぎた結果であることが多いです。だから足の裏だけを見ていても、なかなか良くならないことがある。
体全体をチェックして、負担のもとを一緒に見つけていく。今回の症例は、まさにそれがハマったケースでした。
ちなみに本人も「靴」と「ふくらはぎ」という原因を自分で考えていました。自分の体を自分で考えられる選手は伸びます。大会、全力で応援しています!!!
よくあるご質問
Q. 足底筋膜炎で接骨院に行ってもいいのですか?
A. はい、ご相談いただけます。ひかり接骨院では痛む場所だけでなく、関節の動きや筋力、体の使い方までチェックしてから施術の方針を決めます。
Q. ほかの接骨院や整形外科で良くならなかったのですが…
A. 今回の方もそうでした。痛みの原因が足以外にあるケースもありますので、一度体全体のチェックを受けてみてください。
Q. 大会が近いのですが、走りながら通えますか?
A. 体の状態と大会の日程をうかがったうえで、練習の量や戻し方も一緒に考えます。まずはご相談ください。
Q. 高校生だけで行っても大丈夫ですか?
A. 大丈夫です。気になる方は保護者の方と一緒にお越しいただいても構いません。
※本記事はご本人の了承を得て掲載しています。効果には個人差があり、すべての方に同様の結果を保証するものではありません。